Anarchists 4 Palestine
反ファシストであることはパレスチナ解放を意味する
―ベルリンのアナキスト/アンティファの声明
アナキスト、アンティファ(反ファシスト)、そしてベルリンの自律/自治サークルの一員として、私たちはパレスチナからコンゴまで、クルディスタンからチアパスまで、西パプアからタートル島まで、アブヤ・ヤラからスーダンまで、西サハラからミャンマーまで、ハイチからカナキーまで、世界中あらゆる場所の解放運動と全面的に連帯する。私たちは、真の国際主義者、インターコミュナリスト、反人種差別主義者、クィア・トランス・フェミニストの連帯を固く支持する。
パレスチナ人(パレスチナ及びディアスポラにおける)への容赦ない抑圧と、現在進行中のナクバとジェノサイドの最新の局面は、多くのリベラル政府とその国家組織の本当の姿と価値観を暴露している。ドイツ国家もまた、「イスラエル」への熱狂的支持と全ての「西洋的価値観」―すなわち残忍な占領と搾取、アパルトヘイト、先住民の民族浄化―においてパレスチナでの大量虐殺に完全に加担している。反植民地主義、反ファシズムは、すべての人々の解放闘争の不可欠な一部分でなければならない。真の反ファシズムは反植民地主義である。
疑う余地なく、ドイツは軍国主義、戦争、大量虐殺の専門家である:ヘレロ・ナマクアの人々、ヨーロッパのユダヤ人、ロマ/シンティの人々、トルコによるアルメニア人虐殺の援助……数え上げればきりがない。
ドイツでは、ドイツの主張するいわゆる懺悔と償いの物語、ユダヤ人に対するドイツの罪悪感の道具化、ドイツが自称する「Staatsräson」(国家の理性/国是)、そして選択的で高度に管理された「記憶の文化」が、ジェノサイドを積極的に支持する根拠として利用されている。ドイツの選挙で選ばれた国家代表者たちはイスラエルにへつらい、シオニストによる犯罪を外交的に隠蔽、同時にドイツのメディアの大半はイスラエル国家のプロパガンダを繰り返し、増幅している。民族浄化が行われるなかで、白人ドイツ人が支配的なドイツ社会の大部分はふたたび沈黙している。ドイツおよびドイツによる武器・技術供与に支援されながら、ガザにおける生命を根絶やしにすべく、イスラエルが想像を絶する残虐行為を日々重ねる一方で。ドイツの多くの人々は、パレスチナにおける残忍な入植者植民地主義の暴力、ヨルダン川西岸の継続的な殺人的併合、大規模な大量殺戮、アパルトヘイト体制、を認めようとしない(あるいは完全に否定する)。「複雑な問題だ」と彼らは主張する。しかし、典型的な大量虐殺が毎日私たちのスクリーンに映し出される時代に、沈黙は共犯と同じであり、それはそのように記憶されるだろう。
ドイツにおけるパレスチナ解放運動は、あらゆる方面から標的にされている。国家によって、ネオナチによって、制度や機関によって、ドイツ市民社会によって、「懸念する市民」によって、リベラルによって、そしていわゆる「アンチドイツ」(「反ドイツ・ドイツ人」)によって。大量虐殺と占領の終結を求める多くの人々が「反ユダヤ主義との闘い」という名目で犯罪者扱いされ(特にイスラム教徒が多数派を占める地域の人々、イスラム教徒とみなされる人々、BIPoC[黒人・先住民・有色人種]、反シオニストのユダヤ人)、危険人物リストに載せられ、キャンセルされ、逮捕され、禁止され、侮辱され、攻撃され、嫌がらせを受けている。
ドイツでは、私たちはかなり特殊で非常にドイツ的な問題にも直面している。自称「アンティファ」の非ユダヤ人白人ドイツ人のかなりの割合が、シオニスト計画を熱心に支持しているのだ。この見当違いで迷惑な国家の手先、急進左派とされる、いわゆる「アンチドイツ」はシオニズムとイスラエルに関してはわざと無知をよそおっている。彼らの得意技は、パレスチナのために声を上げる勇気ある者を「反ユダヤ主義的」、イスラム主義者、ハマス、ファシスト、そして/またはナチスとして攻撃することである。
ドイツの「アンティファ」運動には、控えめに言っても、明らかに混乱がある。私たちはこれに対決し、私たちが属するこの国の急進左派について、もっと積極的に自省しなければならない。変化をもたらすことは私たち全員の背にかかっている。 私たちはすべての人種差別、とりわけこの国で、危険でますます有害になっているムスリム差別人種主義と反ユダヤ人ヘイトと闘う必要がある。
私たちはドイツが主張する「国家の理性」(「Staatsräson」)を否定し、「イスラエル」の国家としての正統性だけでなく、ドイツ国家とすべての国家をも認めない。アナキスト、アンティファ、反権威主義者として、私たちはすべての国家とすべての国境は廃止されなければならないと信じる。私たちは、特定の人々や集団を権力の座に就かせ、他の人々の生命を支配させる国家や政党のような、あらゆる種類の階層的、権威主義的な権力構造やイデオロギー、概念に反対する。したがって、私たちの闘いは、ファシズム、シオニズム、人種差別主義、民族支配主義にもとづく体制である「イスラエル」および世界中のすべての国家の解体を目指す。私たちは、パレスチナにおけるアパルトヘイトと占領の即時終了を求める。パレスチナ人は故郷に帰還できるべきである。私たちはパレスチナの解放と、川から海まで、すべての人々がそこで平和に暮らし、繁栄が維持されることを支持する。私たちはすべての人の自由のために闘う。
「決して繰り返さない(NEVER AGAIN)」とは、「誰に対しても決して繰り返さない」ことを意味する。