タイトル: 反労働
サブタイトル: 労働が嫌いなあたたに。
トピック: 反労働, 労働
ソース: https://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/museifu/anit-work.html(2023年4月18日検索)

1 ゼロワーク連盟とは?

ゼロワーク連盟(以下ZWF)は、「反労働」のための連合を考えていくWEBです。基本的にはAINと相互リンクしながら「反労働」運動の活動をしていきます。

2 反労働とは?

現在の資本主義国家(これは例え共産主義国家でも同じ)体制では(でなくとも)労働は善的なものという刷りこみが学校(学校もまた労働を善的なものという教育を行っています)などによって公然とされているのが現状です。

では、ほんとに労働は絶対に必要な行為でしょうか? 労働によって過労死という言葉が出るほど人間は働かなくてはいけないのでしょうか? あるいは、どう考えても、くだらない上司や同僚、あるいは二日酔いでしんどくっても風邪でで休みたいときでも会社・企業という組織で人間は働かないといけないので会社しょうか?

就職して、そのまま定年まで、ある企業で労働すると、例えば半年ほどゆっくりします、あるいは旅行でもします、と言えば、あなたはたちどころに、解雇されるでしょう?いえ、半年でなくても、この日本で会社勤めをしているのなら、1ヶ月で十分でしょう? 定年が60歳と考えてみてください。あなたは60歳まで病気やケガ以外の理由では、たった1ヶ月さえ自分のための時間が作れないのです。息がつまりませんか? それとも社会人たるもの、そんなの当たり前だよー、とおもいますか?  それなら、このWEBはあなたには何の意味をも持ちません。 これ以上は読まなくって結構です。

息がつまりそうな方は、これらの不自由さを是非、一緒に考えてみてください。このWEBはダメ連的な動きとは性格が異なります(もちろん労働がイヤだという意味では同じですが。

3 労働の考察

レヴィ=ストロースによれば、労働のありかた研究で3つの方法論を示しています。

労働ないし仕事のという概念を指し示す語彙のレベル
労働における人間と素材の関係のレベル
労働に対する価値観のレベル

それと西欧と日本の労働に対する価値観の相違についてもレヴィ=ストロースは言及しています。いわく、西欧ではユダヤ・キリスト教的価値観からの労働は神からの罰とみなす発想で、日本では労働は生きがい、人格修養、社会参加などという、労働を善的、肯定的に捉えていると言及しています。

ぼくは、レヴィ=ストロースがいうところの「罰」という概念はよく理解できます。ほんと仕事なんて人間に与えられた罰以外には考えられません。日本では、それが社会的な参加や生きがい(これはかなりパラドックスを含んでいます、何故なら日本で造語されて「過労死」は英語圏などでも使用されています。なのでどちらかというと労働は「死にがい」と用いるべきかも)などというたわごとで片付けられているのが現状です。そうはいっても日本でも西欧でもそれ以外の地域でも労働しないと賃金が得れない、衣食住が保証されないなどの問題は出てきます。

4 「反労働」運動へ

これらの総体全体を考えていくのがゼロワーク連盟(ZWF)です。仕事をせずにどうやって生きていくか? なるたけ仕事量を減らすのはどうやるのか? どうやって労働しない人間の人権を守るか(笑)、です。


参考

ボブ・ブラック 「労働廃絶論」
Neala Schleuning 「労働廃絶論の幻想」
乱乱 「ARBEIT MACHT FREI -「労働廃絶論の幻想」妄想-」

掲示板
「EL QUE NO TRABJA NO COMO」